《Fascination》ファーシネイションはまさに魅惑のワルツ

Fascination”ファーシネイションはまさに魅惑のワルツ

115年前のイタリア、フランス、ドイツという欧州のど真ん中で生まれたその曲はFascinationと言う名に恥じない名曲、聴く人の心をひきつけるだけでなく鷲掴みにして惑わせたのだった。

イタリア人作曲家によるピアノ曲として登場

Fascinationは1904年にイタリアのトスカーナ生まれの作曲家Fermo Dante Marchettiのピアノ独奏曲としてフランスのパリとドイツ北部の港街ハンブルクで出版されました。翌1905年フランスのソングライターであり俳優でもあったMaurice deFéraudyにより詩が作られフランスのPaulette Dartyによって歌われました。
曲名 Fascination
発表 1904年(曲)/1905年(詩)
作曲 Fermo Dante Marchetti(1876 – 1940)
作詞 Maurice de Féraudy(1859 – 1932)

オードリーヘップバーン主演映画のテーマ曲として使われる

そして半世紀の後、1957年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画Love in the Afternoonの主題歌としてヒットし、多くのミュージシャンによってカバーされたのでした。

Nemanja Bogunovicによる編曲とギター演奏でFascination

これから先どれ程科学が進歩しても人間が演奏する音楽と機械が演奏する音楽の音が全く同じだとしても、むしろ人間が演奏する音楽の方が間違っていたとしても、人間が演奏する音楽を選ぶだろう。
それは人間が演奏する音楽には「人間が演奏している」という要素が含まれているからに他ならないと思います。

José M. ArmentaのピアノソロでFascination

Valeriu Kytzakのアコーディオン演奏でFascination

Achille Toglianiがイタリア語で歌うFascination

その昔、日本にも来たLos Panchosがスペイン語で歌うFascinación

Jane Morganが英語で歌うFascination

Rafaeldengraが1755年のバイオリンソロでFascination