タンゴを踊る人に人気
Por Una Cabeza (ポル・ウナ・カベーサ)という曲名を知っている人は少ないと思いますが、CMによく使われている曲なので、映画ならば1992年の名映画「Scent of a Woman」でアルパチーノが演じる盲目の主人公が若い娘とタンゴを踊るシーンのバックの曲と言えば思い出す方もいるはずです。この曲は映画 Tango bar (タンゴ・バー) の挿入歌としてアルゼンチンの歌手で俳優のCarlos Gardelが1935年に創りました。
Por una cabezaはダンスのタンゴの曲としても人気があり、プロからアマチュアまで広く踊られています。結婚式で新郎新婦が踊るダンスをファーストダンスといいいますが、ラテン圏では、この曲をバックにタンゴを踊ろうとする方も多いようです。
しかし、タンゴを優雅に踊るのはとても難しいので、別の曲に変えるカップルが一番多いのもこの曲らしいです。
ちなみにPor una cabeza とは競馬で馬の「頭ひとつ」です。
曲名 | Por una cabeza (ポル・ウナ・カベーサ) |
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発表 | 1935年 |
作曲 | Carlos Gardel (カルロス・ガルデル) |
作詞 | Alfredo Le Pera (アルフレード・レ・ペラ) |